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対数線形分散モデル_山本 達郎(2021-JA-PO-P3)

レベル:初級

      

【発表者】

山本 達郎, 日本ゴア合同会社 Statistics  

 

【発表概要】   

この発表では.JMPのモデルのあてはめで利用可能な「対数線形分散モデル」について紹介をいたします.通常JMPのモデルのあてはめで回帰分析や分散分析(一般線形モデル)を行う場合には等分散が仮定されています.しかし,実際に我々が扱うデータではこの仮定を逸脱する場合がよくあります.対数線形分散モデルはこのようなケースにおいて非常に有用な方法です.不等分散に対する対処法として,変数変換などいくつかの対応方法が用いられています.それに対してJMPの対数線形分散モデルではデータをそのまま解析し,平均値とバラツキに対して因子がどのように影響しているかを解析(モデル化)し,その結果をシンプルに予測プロファイルを使って把握することができます.弊社での活用事例も合わせて紹介をいたします.

 

【発表者プロフィール】

1994年3月名古屋工業大学大学院物質工学専攻を卒業し,化学メーカーに就職.転職するまでは有機合成を専門としてきた.日本ゴア合同会社に転職後,統計にコミットしそれ以降20年以上にわたり統計教育とコンサルテーションに携わってきた.この仕事にコミットし始めた直後にJMPに出会い,エンジニアが使用する統計ソフトとしてこれ以上のものはないと確信.以降,社内で使用する統計ツールとしてJMPの普及を促進してきた.実用統計に強い興味を持ち,研究開発から生産技術の多岐にわたる領域でJMPを用いた統計の活用法を考え続けている.